新築やリフォームのタイミングで食器棚の購入を検討する場合、造作家具の食器棚をオーダーするか、それとも既製品の食器棚を購入するか。
この大きな選択肢で悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そもそも「造作家具と既製品食器棚では何が違うの?」
そんな思いから、まずはネットで情報収集し購入の判断材料にされるかと・・便利な時代です。
ただし、残念ながら各サイトで目にする内容は『一般的な既製食器棚」の話であり、『パモウナの食器棚』との比較では当てはまらない部分も多々・・
そこで今回は『造作家具』と『パモウナの食器棚』の特性を紹介しながら、どちらが自分のスタイルにあっているか?などを特集してみたいと思います!
造作家具とは?
造作家具とは?
造作(ぞうさく)家具とは『造り付け家具』や『オーダー家具』などとも呼ばれ、新たに建設を行う住宅や新築マンションの購入に併せ、特注家具として購入いただくものとなります。
例えば、システムキッチンメーカーの提供する食器棚をオーダー作製し住宅に施工するケース、またはオーダー家具店で収納計画や素材の選定の打ち合わせを経て住宅に施工するなどなど・・
造作の商品は予め工場や工房などで部材加工や基本パーツを仕上げた後に、施工現場で各パーツを組み立てるなど現場工事を伴うことが多いです。
また、造作家具の施工は『予め下地補強された壁へ直接固定する』という方法が基本となります。
一方で、パモウナの食器棚はいわゆる『置き家具』と呼ばれ、購入は家具販売店からとなります。
設置に関しては販売店の配送スタッフにて行い、組み立てと設置を行います。
『置き家具』は文字通り、基本は置いて設置が完了。
よって、壁への施工工事などは不要(※1)となり、現場では商品に付属の金具で各ユニットを連結固定し組み立てます。
※1:上置が無い場合、前倒れ防止として商品付属のL 型固定で壁と固定します。
スペースにピッタリ設置したい場合は造作家具しかないの?
スペースにピッタリ設置したい場合は造作家具しかないの?
造作家具の最大のメリットは何といっても設置スペースにピッタリ収まること。
事前に設置間口や天井高などの採寸結果を元に、一品作りとして設計・作製されますので当然ピッタリな訳です。
無駄な隙間のない収まりに魅力を感じる方が多いのではないでしょうか?
一方、既製品の食器棚はどうでしょうか?
一般的な既製食器棚では、幅や高さの規格が決まっており、変更もできませんので残念ながら造作家具の様にはいきません。
でも、ご安心ください!
パモウナの食器棚では『高さオーダー上置』(※2)で天井までピッタリ設置が可能なんです。
しかも1ミリ単位でオーダー可能!
また、幅に関しても10センチ刻みでお選びいただけますので、ほぼ隙間なく収めることができますよ。(一部シリーズを除く)
そのフィット感は、もはや造作家具と遜色ありませんね。
もちろん、左右の壁と壁に挟まれたスペースに隙間ゼロで設置をしたい場合は造作家具が適しています。
ただし、スペースの片側から冷蔵庫の場合であれば『放熱の隙間』や『冷蔵庫の買い換えを見据えた隙間』を設けたいので10センチ刻みでも十分対応できますね。
造作の様に無駄なスペースを抑え空間の有効活用が可能なんです。
※2:『高さオーダー上置』とは本体と天井との隙間を埋める収納で隙間に応じ、1ミリ単位で高さオーダー可能。
なお、設置位置の上置高さは天井との隙間が最小10ミリ以上が必要となります。
造作家具の方が機能を自由に選べるの?
造作家具の方が機能を自由に選べるの?
造作家具といえば、自分の持ちモノや生活スタイルに合わせて機能や収納タイプを自由に選べるものも魅力の一つです。
主な収納機能としては下記のようなものを組み込まれることが多いようですね。
・食器収納(引出収納や扉収納)
・ゴミ箱置き場の確保
・炊飯器やレンジなどの家電収納
・ストック食品の保存庫
・ペットボトルや一升瓶など長モノ収納
・スティック式ワイパーやレシピ本などグッツ収納
このような専用機能に関してもパモウナの食器棚でしたらバッチリ対応。
特におススメは『ボックスセレクト』商品ですね。
セレクトタイプですので各種機能を自由に選び、お好みの位置にレイアウトできますよ!
造作家具には引き戸が無いの?
造作家具には引き戸が無いの?
造作家具を検討する上で気にしておきたいポイントの一つは扉の開閉方式。
多くの造作家具では開閉構造がシンプルな『開き扉』を採用しています。
『引き戸扉(スライド式)』は構造が複雑で、また製作精度も求められますので造作家具では不向きな構造といえますね。
スペースに限りのあるキッチンでは開閉に邪魔にならない『スライドドア(引き戸)』が便利で人気。
また『パモウナの食器棚』では、ゆっくり自動で閉まる機能を採用していますので、造作家具では味わえない上質感や便利さを感じていただけるのではないでしょうか。
ソフトクロージング機能付き引き戸は扉を閉める時にゆっくりと閉まります。
造作家具の方が機能や素材を自由に選べるの?
造作家具の方が機能や素材を自由に選べるの?
システムキッチンメーカーが提供している食器棚に関しては。前面の色や素材をピッタリそろえる事ができますので、システムキッチンとの相性もよくメーカーを選ぶメリットと言えます。
パモウナの食器棚では、標準色に加え60色のカラーから選べるシリーズも。
きっとシステムキッチンなどに近い色を見つけて頂けると思いますよ。
また、一部商品では5色の人造石天板を選べ、とっても色の選択肢が広いのも『パモウナの食器棚』の特徴です!
システムキッチンと相性の良い色を探してみてください。
置き家具の耐震対策に不安!?
置き家具の耐震対策に不安!?
地震対策も気になるポイント。
造作家具は壁にしっかりと固定されていますので、転倒するリスクは低いです。
ただし、扉に耐震ラッチが装備されているかなどは事前に確認してくださいね。
一方『置き家具』はどうでしょう?
一般的な商品の場合、市販の突っ張り棒などで転倒防止を行う必要がありますが、『パモウナの食器棚』では上述の高さオーダー上置に標準装備された『転倒防止用の耐震器具』で天井にしっかり固定。
地震の際の転倒リスク軽減に役に立ちますよ。
どうして造作家具は高価なのか?
どうして造作家具は高価なのか?
造作家具の価格は既製の家具と比較すると高額になる傾向にあります。
なんとなく「高価だから機能や素材の良い物を使っているのだろう」と思われがちですが、
造作家具は材料以外に占める『目に見えないコスト』が非常に多いのです。
例えば、設置スペースの採寸代、住宅側の壁下地工事代、専用設計による設計や図面費用、打ち合わせ料金、最終施工工事費などなど・・
この全てが商品代に含まれます。
また既製の置き家具であれば、組み立て工程の逆工程で分解ができますが、造作家具の場合は別で解体撤去費用が発生します。
将来の住まい方も見越して総合的な判断が必要ですね。
パモウナがオーダーに強い理由
パモウナがオーダーに強い理由
ここまで読んで頂くと、「なぜパモウナは既製家具でありながらオーダー対応が充実しているの?」と疑問に思うはずです。
その秘密はズバリ!生産工場の仕組みにあります。
パモウナでは一括生産を行う製造ラインとは別に『オプション・カスタマイズ・カンパニー(通称:OCC)』というカスタムやオーダーに特化した専門部門を設けており、生産ラインとは独立した対応が行えるのです。
量産化により精度の高い商品のコストを抑えながら作製することができる一方、様々なセミオーダーにお応えできるシステムがあるのがパモウナの強み。
まさにイイとこ取りな訳です。
いかがでしたでしょうか?
一概に造作家具といっても様々です。
双方の特性をしっかりと理解頂き、自分の住まい方を十分に考え後悔しない選択をして頂きたいです。
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