大学ではプロダクトデザインを専攻し、基礎的な発想手法や表現技術、造形について学んでいました。就職活動の際は、自分が考えたアイデアやデザインを形にできるメーカーでの商品開発に憧れを感じ、「学んだことを活かせる分野で企画や開発に携われたら人生楽しいのでは」と、職種を絞って応募していましたね。パモウナを選んだ理由は、家具業界におけるリーディングカンパニーの一つだから。国内に生産工場を持ち、品質やデザインにこだわりを持ったメーカーであることが魅力でした。商品開発では、自分のデザインが商品になり、その商品イメージがブランドイメージにつながります。常に「パモウナってどんなブランドだろう？」と意識しながら、ものづくりに携わる毎日です。

一口に商品開発といっても、企画立案からデザイン、基本設計、サイズやカラー展開の設定、原価計算、価格設定に商品撮影まで、業務は多岐にわたります。どのプロセスにおいても妥協せず、一つひとつ課題や問題を解決していく必要がありますが、明確な正解があるものばかりではありません。実際は、本当にこれで良いのだろうかと頭を抱えることもしばしば。でもそうした苦労も、自分の開発した商品が家具売場に並んでいるのを見たときには、一瞬にしてやりがいに変わるんです。最近は、実際にパモウナの家具を買ったエンドユーザーがSNSで商品レビューを発信することも多く、満足していただいている様子の投稿を見ると本当にうれしい！前向きに取り組む力がわいてきます。

9:00

タスクチェック

メールや社内のコミュニケーションアプリをチェック。

9:30

企画作業

デスクにて、スケッチや図面作成、企画資料の作成などを行います。

14:00

打ち合わせ

社内外との打ち合わせ

15:30

企画作業

企画中の商品の模型制作や構造実験など。スケジュールによっては、商品撮影の立ち会いや、工場にて試作品の確認や、量産前の打ち合わせを行うことも。情報収集のため展示会見学にも行きます。